【はぁって言うゲーム】は子供から大人まで、気軽に楽しめるボードゲームとして有名なゲームです!うちの子は「はぁって言うゲーム」と言わずにハーゲームと略して言っています。
その馴染みのあるハーゲームですが、面白いと思う人もいれば、向いていないと思う人もいると思います。ここでは向いていないと思う人がどうすればハーゲームを楽しめるかについて進めて行きたいと思います。
はぁって言うゲームが向かない人とは?!
一言でハーゲームが向かないと思われる人と言っても、向かないと思う要因が幾つかあると思いますので、そこも踏まえて見ていきたいと思います。
なぜ向かないのか?
ハーゲームが向かないと思う人はゲームの進行に合わせて演技の順番が来たら「声を出してシチュエーションを演じるなど」相手に伝える表現が苦手な人が多いのではと思います。
これは、表情の豊かな人には感じない点ですが、
・人前で話すのが苦手。
・照れてしまうので表情が作れない。
・緊張して指示カードと違う表情をしてしまう。
・独り言でつい答えやヒントを口に出してしまう。
このような事に当てはまる人は苦手意識が強いと私は思います。独り言で答えやヒントをつい口ずさんでしまう人は、ハーゲームに限った事ではないですね。うちの子供も緊張したりすると照れてしまい何のお題を演じているのか、さっぱりわかりませんでした。
はぁって言うゲームのルールが分からないから?
こちらのハーゲームですが、解説シートが一枚同封されていて両面にしっかりとルール説明やゲームの進行が書かれていますが、ルールがちょっと分かりにくいのかも?と思いました。
実際に、私が初めてハーゲームの解説シートの文章を見た時はよくわかりませんでした。端に私の解読力の問題かもしれませんが、文章だけではルール説明が良く解りませんでしたね。やはりルールが分からないと面白さも半減してしまいますよね。
はぁって言うゲームが苦手な人が楽しむ為には?
それでは逆に、ハーゲームを苦手と思う人が楽しいと思えるようになるにはどうしたらいいのでしょうか?こちらではその提案についてお話して行きたいと思います。
面白さはゲームに慣れてから分る場合もある!
始めは、お題のカードに書かれている事を演じる時は照れてモジモジしてしまう事もありますが、何回もゲームを繰り返し遊ぶ内に人前でも照れたりしなくなると思います。そうです要は回数ですね!
日頃から慣れている人はいいのですが、普段会わない人同士では回数を重ねても慣れないかもしれませんね。気が合わない人とでは、さらに難しいかもしれません。
はぁって言うゲームから感情の読み取り方の練習になる!
ハーゲームを通じて人前で感情を表す・読み取るいい練習になるので、緊張しやすい人にいいと思います。相手の感情を読み取れるようになると後学的にも役に立てるシーンが多いと思います。
シーンに合わせて楽しめる!
ハーゲームを何度も遊んで慣れてしまうと、友達が変わっても、家族や親戚と遊んでも楽しさが違うと思います。
また日常生活にもハーゲームの要素が溢れていますので活用してみると面白いと思います。例えばですが、子供が「え~」という時、今のは何の「え~」なのかな?となりますよね?
何気ない日常がゲームの要素で楽しめるので、応用が効きますね!
はぁって言うゲームの残念な点とは?
ハーゲームの残念な点はというと、私だけかもしれませんが「ルール」が分りにくかったです。
解説シートだけではなく、例文の図解入りで説明があると良かったのでは?と思いました。
確かに「適用年齢が8歳から」となっていましたので分る人には分るのかもしれませんが、私は難しいと思いました。
何度か子供とゲーム回数を重ねるうちに、「あーこういう事だったのか!」と理解を深めながら遊びました。私の頭が固いのかな?
はぁって言うゲームの魅力について
今更感が強めですが、ここでは「はぁって言うゲーム」についての私が感じる魅力について書いてみようと思います。
演じる事が楽しいお題のカードが30種類ある事。
私が思う「はぁって言うゲームの魅力」とは、お題のカードが豊富で30種類(項目は8x30=240項目)もあり、一言だけのお題や、早口言葉など声と表情だけで相手とのコミュニケーションが図れる事です。
いつの時代も人とのコミュニケーションはとても大切なので、ゲームを交えながら表情を読み取ってみたり演じてみたりで、将来のコミュニケーション作りに役立てる要素が詰まっているのではと私は思いました。
私が子供の頃はパーティーゲーム(ボードゲーム)と言えば「人生ゲーム」でしたから、このような要素の楽しいゲームはあの頃はありませんでしたね。
家庭ごとで、遊びのルールを付け加えても面白いです
ハーゲームは、ルールは決まっていますが、各家庭でもっとこうした方が面白いのではと思い付いた事はどんどん追加していきましょう!
私のお家では本来のルールに加えて、お題を演技する人には家族の注目が集まるように仮のステージを決めて一人で立って発表してもらいました。
まず、発表の前には後ろに向いて待機します。そして参加しているプレイヤーに3・2・1・0とカウントダウンの掛け声を出してもらい、振り向いて演技を披露してもらいました!おかげで発表する人の気分を盛り上げる事ができましたし、ゲーム中の雰囲気に弾みがつきました。
はぁって言うゲームのルールについて
はぁって言うゲームのルールについてですが、私が解説書から読み取って理解した内容で軽く説明してみたいと思います。「もうルールは知ってるからいいよ!」という場合は飛ばして下さいね!
ゲームの概要とは
まずお題のカードを1枚選び、アクトカード(アルファベットA~H)をゲームのプレイ人数分配り、各プレイヤーにアクトカードのアルファベットに合わせてシチュエーションを演じてもらいます。
シチュエーションに合わせて「どのプレイヤーがどのアルファベットのアクトカード」を演じているかを想像して投票します。
各プレイヤーの演技が終わったら、答え合わせをします。得点の獲得方法は、演技をした人のアクトカードを当てた人と演じた人だけが獲得できます。シチュエーションを当てた正解者「1点」、演じた人「正解者x1点」で投票者と演じた人が得点を獲得します。得点の多い人が優勝となります。
ゲーム前の準備をします
①ゲームに参加する各プレイヤーに【投票チップ】と【投票用カード】を配ります。
こちらは【投票チップ】の表面です。
こちらは【投票チップ】の裏面です。
こちらは【投票カード】です。
【No.1~No.8】は演技をしたプレイヤーの番号です。
【〇の?】は投票チップを裏面にして置く場所です。
②【お題カード(THEME CARD)】をよくかき混ぜて、カードの中から1枚選びテーブルの中央に置きます。
お題カードはトランプの要領でよく(クッテ)シャッフルします。
参加したプレイヤーにお題カードの内容が見えるようにテーブル中央にお題カードを置きます。
③【アクトカード】をトランプの要領でよく(クッテ)シャッフルして各プレイヤーに1枚を裏向きにして配ります。
【アクトカード(ACT CARD)】を参加したプレイヤーへ裏向きにして渡します。
参加したプレイヤーに自分のアクトカードを見られないようにアルファベットを確認します。余ったアクトカードは使用しません。
以上でゲームを始める準備が整いました。次はゲームを進行していきます。
ゲームを進行します
先ず第一演技者を決めます。解説シートのルールでは【つい最近】「はぁ」と言った人(直近で)がスタートプレイヤーになります。(私ははぁにこだわらず単にジャンケンで決めてもいいと思いますが、参加者同士で遊びやすいように決めましょう)
スタートプレイヤーはアクトカードを他のプレイヤーに見られないようにアルファベットを確認します。アルファベットに書かれたお題を演技します。
この時「声」「表情」だけで表現して演技をします。
(首から上の表情で演技します。声のイントネーションのアレンジはOKです。)
参加しているプレイヤーはスタートプレイヤーの演技を見てAからFのどの演技をしているかを推測して【投票チップ】を選び、【No.1の〇?】へ裏面にしてアルファベットが見えないように置き投票します。
そして、次は演技した人と答え合わせをします。
次のプレイヤーからは時計回りで順番に、スタートプレイヤーと同様にアクトカードを見て演技をして、参加者は投票していきます。
【投票チップ】もNo.2から置いていきます。
<例えば5人でプレイした場合>
1番に演技をした人は自分の投票カードにはチップは置きません。残りの4人は演技を見て予想し投票カードのNo.1に投票チップを置きます。
1番の演技者と答え合わせをして、決められた得点の獲得方法で配点していきます。
2番目に演技をした人は自分の投票カードには投票チップを置きません。残りの4人は投票カードのNo.2に投票チップを置きます。
・・・5番目まで同じ要領にてゲーム進行します。
このようにして、参加した最後のプレイヤーまでゲームを進行します。
ゲームの進行としては、1回のゲームに対し【お題カード1枚】のA~Hのアルファベットのシチュエーションを各プレイヤーに配られた【アクトカード】に指定されたアルファベットをプレイヤーが一人ずつ演技して投票し都度、答え合わせをして得点を計算して配点するという流れです。
ゲーム進行上の禁止事項について
はぁって言うゲーム(ハーゲーム)は基本的に首から下の演技は禁止です。例えば、体全体で表現したり、手を動かして表現したり、はNGです。(一部お題によっては例外もあります。)
ゲームの配点と勝者について
演技したアルファベットと投票者の投票チップのアルファベットが合っていれば得点獲得となります。
得点の獲得方法は、
・投票者が演技を当てると1点
・演技者は投票で当てた人数x1点
となります。
例えば5人でゲームをしたとして、
お題カードのAの演技をしたプレイヤーへ投票し正解したプレイヤーが【4人いた場合】には、演技をしたプレイヤーの得点は4点の獲得となります。(4人x1点=4点)
この時Aの演技を投票して正解したプレイヤーは1点の獲得となります。
正解した4人は各1点ずつもらえる事になります。
このように答え合わせを【一人の演技終了ごと】に行い最終的に得点の多い人が優勝となります。
対象年齢
8歳以上となります。
プレイ人数
3人から8人です。
ゲームのプレイ時間の目安
およそ15分~20分程度
最後に
【はぁって言うゲーム】は子供から大人まで、気軽に楽しめるボードゲームとして有名なゲームで、す。もうこちらのゲームが発売されて数年経ちましたが、今も尚人気のゲームとなっています。
ハーゲームに向かない人もいますが、本人が楽しめれば十分と思います。回数を重ねて遊ぶ内に少しずつ馴染んでいくと思います。
【はぁって言うゲーム】の面白さの感じ方は子供から大人まで違った面白さがあります。なぜ?人気なのかはこちらのブログで色々と書いてきましたが、遊んでみるのが一番です!
今ではシリーズ化されて3作目まで発売されています!今後のハーゲームの続編が楽しみですね!